みんなの梅仁豆腐365 | 和歌山県田辺市のフレンチレストラン

やさしい甘さに牛乳のコク、香り高い風味…
うーん、杏仁豆腐っておいしいな。って、
ちょっと待って！
こちら、通常は廃棄されていた
梅の「種」から生まれた
「“梅”仁豆腐」なんです！
本webサイトでは、この商品が
どのような経緯で生まれ、
味わいを深めていったのか、
プロジェクトの“種”明かしをしていきますよ。

梅の種を割ると見える、白い「仁（ジン）」。
実はこれが杏仁豆腐に使われる杏の仁とほぼ同じ成分だと判明！
しかし、古くから梅の種には「天神様」が宿ると言われ、
食べてはならないものとされてきました。生梅の種には毒素があるため、
こうした言い伝えに乗せて注意喚起を促していたと考えられます。
このプロジェクトでは梅の種の毒素を取り除く技術を使い、
専門機関の分析によって安全性を確認したうえで^※
みなさんに安心して召し上がっていただける「梅仁豆腐」を完成させました。

※一般財団法人日本食品分析センターの成分分析により、原料の梅に含まれる“シアン化合物”が
基準値以下（10ppm以下）であることが証明されています。

梅の産地・和歌山でも、
加工品になる過程で捨てられてしまう梅の種。
中にある白い実を使って、
子どもから大人まで
毎日食べたくなるものが
作れないだろうか？
地元のフレンチ料理人が
幼馴染の梅農家さんへ想いを話し、
2022年秋風を感じる頃、
プロジェクトがスタートしました。

梅の種“だけ”ほしいんです、と話すたび驚かれるほど、種からおいしいものを作る発想はこれまでになかったもの。前例がないなか、みんなの期待も力となって商品として完成させることができました。

種はこの取り組みに共感してくれた梅干製造販売会社・梅加工会社から譲り受け、仁を取り出す工程は、人と社会のつながりをサポートする地域のNPOへ依頼し、味の決め手となるフレッシュな牛乳は、希少な和歌山産のものをこだわって使用しています。

仁を取り除いた後に残った殻は肥料とし、梅農家さんの畑へ返す。おいしさだけでなく、あたらしい循環を生み出すことにもつながりました。

みんなの想いから生まれた
「みんなの梅仁豆腐365」。
あなたがおいしく食べてくれればくれるほどに
梅の種の廃棄は減り、未来がちょっとずつ
やさしくなっていきます。

みんなの梅仁豆腐365
商標登録申請中

なめらかな口溶けで、
あっという間にビンの底！

牛乳のコクを引き出しながらも、濃すぎず、しつこくない甘さがやさしく広がります。ついついスプーンが進むうちに、あっという間に食べきってしまう飽きのこなさ。梅の“仁”のほのかな風味とともに、シェフ特製・季節を味わえるソースとのマリアージュをお楽しみください。

そのときだけの、おいしいお楽しみ。季節の梅仁豆腐

梅仁豆腐に廃棄されてしまう
梅の種を利用しているように、季節のソースでは
農家さんとタッグを組み、傷もので出荷できない・
とれすぎて困っている…
でも、味には光るものがある！
そんな「季節の味覚」をシェフの力でおいしく変身！
期間限定・数量限定の貴重な味わいをどうぞ。

ふきのとう

2月の初旬から新芽の芽吹きの頃、少し雪が残る山道に入ると採れるふきのとう。独特の苦味と香りを活かしながら、牛乳の甘みとバランスをとってソースに仕立てます。
晩柑

初夏に始まる柑橘の収穫期も終盤になると、直売所には晩柑が多く並びます。このソースは晩柑をベースに、甘夏や不知火、三宝柑など、数種類の柑橘をミックス。酸味とほのかな苦味がポイントです。
南高梅

梅雨に入る少し前、5月下旬から約1ヶ月半続く南高梅の収穫期。畑ではフルーティな香りが漂います。完熟の南高梅を使ったソースは、その香りをそのまま閉じ込めたような風味と酸味が特徴です。
桃

和歌山県の名産“あら川の桃”の白鳳や川中島白桃等の品種を契約農家さんから直接仕入れ、食べごろをソースに。とろっとした食感、漂うだけで幸せな気分になる香りを存分にお楽しみください。
温州みかん

9月頃から酸味が特徴的な早生みかんの収穫が始まり、だんだんと甘みをつけていく温州みかん。同じ時期に穫れる柑橘を数種類合わせ、“みかん味”のフレッシュな香りをソースに凝縮しました。
まりひめ

和歌山県から生まれたいちご品種“まりひめ”。甘みと酸味のバランスが良く、ジューシーないちごです。紀南地方の農家さんから仕入れた地元産の季節の味をソースにしています。
季節限定数量限定

タイミング良く手に入ったおいしい素材を見極め、
シェフの発想をかたちに。

季節の合間に、縁あってシェフのもとに集まってくる素材たちの中から、梅仁豆腐に合いそう！と浮かんだアイデアをソースに。数も時期もそのときによりけり…だから、食べることができた人はとってもラッキー！